小悪魔ageha（アゲハ）　感想

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私は、地味な主婦です。華やかなモデルさん達や、ギャル系の女の子達とは程遠い生活をしていたのですが、「小悪魔ageha」を読んだ時に心に閃光が走ったのを感じました。

モデルさん達の美しさだけでなく、その誇り高い生き方や、ファッション。
美に対する情熱に、同じ女として感銘を受けたと言いましょうか。

モデルさん達のビスクドールのように透明で艶やかなお肌もそうですし、何より現役ホステスの方が多くモデルをされているということから、今までの雑誌には見られなかった新しい視点からの美へのアプローチ！

それが本当に素晴らしかったです。
けれど、私にとって小悪魔agehaの魅力はそれだけではありませんでした。

美しく誇り高く、自分とは無縁の華やかな世界に生きているモデルさん達が、その心の闇・・人として誰もが持つ共通の悩み、時に深刻な悩みであったりを、等身大の女性として語るその姿に、私はこの雑誌だけが持つ特異性と、知性を感じさせて頂きました。

それは、それまでの私におけるファッション雑誌の常識を覆すほどのものでした。
モデルさん達が本当に華やかで、凛々しく、誇り高ければ高いほど、そのリアリティーや等身大の言葉は、なぜだか珠玉の言葉のごとく、違う世界に生きる私の胸を打ちました。

また、その言葉を通じ、近年、自分も彼女達のようになりたい!と、立ち上がり行動する女性達が多く見られるようになった素晴らしい理由にも触れた気がしました。